エンジン不動で、修理依頼のビッグスクーター。
「1年位エンジンを始動していない」とのことで、バッテリー交換、スパークプラグ
交換、エンジンオイル交換ですぐ始動と思いきや・・・・
ちなみに、走行5000KM弱「インジェクション車」
まず、火花チェック。バリバリ飛んでいて良好。
お次は燃料チェック。フューエルポンプ、インジェクション機能も良好。
最後にまさかと思いつつ、圧縮のチェック。
通常の半分以下。
これで原因は特定。バルブにカーボンでも噛みこんだのか?
とりあえず分解。
原因がピストンリングの固着。
上の方のトップ、セカンドリングがピストン幅のようにフラットに固着。
通常は下側のトップリングのようにピストン幅より広がります。
2サイクルでは何度か経験がありましたが、4サイクルでは初体験。
原因はいくつか考えられるのですが、長くなるので企業秘密です(笑)
気になった方はご来店くださ~い。